August 19th, 2005
先祖は大切にしよう
日本の夏休みは独特だ。お盆と言われる8月15日前後を軸とした夏期休暇で多くの日本人が故郷に帰省する。結婚していたり、仕事の都合で故郷を離れていた老若男女が一斉に帰省するのだ。この時期の日本各地はどこへ行くにも飛行機も新幹線も満席で、唯一の例外は東京や大阪の都心部の道路状況ががら空きであると言う現象くらいだ。
こういう面倒な時期に帰省したことが無かった私は、今年の夏、初めて横浜から故郷の大阪に帰省した。嫁さんのお父さんの13回忌という法事があったことが一番の理由だったが、自分のお父さんの墓参りや、息子とゆっくり故郷で虫取りやキャッチボールを楽しみたいという思いもあった。
メインの目的であった義理のお父さんの13回忌は嫁さん方のごくごく近しい親戚だけ14、5人でとり行われた。義理のお母さんが健在で料理をたくさん用意して下さり、皆に振る舞い、法要の後には皆で出掛けて、義理の兄弟、姪っ子、甥っ子達と我が息子がはしゃいで遊びまくり、こういうお盆と言う時期でしか揃わない親戚が一堂に会して盛り上がる、これはとても大切なことだと痛感した。
先立たれた大切な人を偲ぶという共通の目的の為に皆が集まって、こうして楽しく過ごすと言う機会が生まれる。そういう瞬間が如何に大切かと言うことを思い知らせてくれる、これこそが先祖を敬う、先立たれた大切な親族に思いを馳せることの意義なんだと心から思った。そう思っているその時も実家でおばあちゃんと実にくだらない話で盛り上がって寛ぐ我が息子であった。