4. 心に残る一言って?

アメリカ本社のあるSecaucus。着任の挨拶で迷路のような社屋の中をうろうろして回ったが、今でも忘れ得ない、素晴らしい現地人の部長さんに会った。日本にいた時に来られた事もあるし、私がアメリカに出張した時にも会っているので、初めて会った訳ではないが、アメリカでの仕事と生活をする上で、最高のアドバイスをくれた人だ。

名前は、Robert Wheelerさんって言う。何度もこれまで会っていたのに、緊張していた私は、“Mr. Wheeler, xxx.”って挨拶から入った。横できょとんとした顔で、秘書のChris Johannさんが、“Mr. Wheeler? I haven't heard for a long time!”ってな訳で、“Bob”って呼ばせてもらう事になった。何で、RobertがBobになり、WilliamがBillになり、RichardがDickになるのかは分からないが、ThomasがTomになったり、AnthonyがTonyになったり、ChristopherがChrisになったりするのは分かる。アメリカではFirst Nameで呼び合うっちゅうだけではなく、First Nameすら、短縮形で呼び合う訳だ。その直後、社長のMr. Joseph Dillonにも、“Yoshi, Call Me Joe!”って一発目をかまされた。そういう国である。

で、Bobが何て言ったのかと言うと、緊張気味の私に何一つややこしい事は言わず、たったの一言だけ。

“Yoshi. I have met so many Japanese people. All are good friends of mine. But 1 problem. They don't speak English well and even do not try to master English. I guarantee that all Americans love to teach English. So please ask any word, phrase or conversation if you do not understand. You can even stop the meeting or discussion and ask. They all welcome your positive manner.”

ってな訳で、たったの一言と言いながら、ちょっと長くなりましたが、要は、「英会話で分からん事があったら、とにかく尋ねろよ。アメリカ人はそういう姿勢が大好きでみんな優しいよ。」と言う事である。彼のその一言がどれだけ心強かった事か。また、良くも悪くも(?)、これは全く100%事実であった。

 

いよいよドサ回りだ

 



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